おい、JFAのアホども。日本代表を私物化するのをやめろ。俺は応援をボイコットする。
〜このブログの前回までのあらすじ〜
実に1年ぶりの更新で、1敗1分で終わったベルギー遠征の総括を行い、本番での展望を軽く示した上で、今回の更新では願望を交えつつも、具体的なメンバー選考をシミュレートすることで戦い方のプランを示すつもりだった。無論、監督はハリルホジッチを想定していた。これにあたり悩ましい点としては、比較的プレーに安定感のあった選手こそが監督のプランに苦言を呈していた点であり、これが安定感のなかった選手が不平を言うのであれば23人に選ばなければよいだけだが、大黒柱とも言うべき選手がそういう風に言っているのは非常に舵取りの難しいところである、といったところで持論を展開していく予定であった。
が、しかし。
本郷三丁目に集うアホの群れ、アホアホ群生物のJFAがとうとうやりやがった。
なめとるやろ。私はあまりのアホらしさに、今回のロシアW杯の日本代表への応援をボイコットします。もうだらだらとどこがどのようにクソなのか書くのすら胸糞悪くて引用だけで済ませます。最後に一言。このJFAのゴミ糞共が一掃されない限り俺は日本代表を永遠に応援しない。
ここで切るなら、そもそも何故ハリルホジッチにしたのだ感は否めない。最後まで手札を切らず、勝負に出るタイプの監督を最終フェーズで解任という大技。
— 結城 康平 (@yuukikouhei) 2018年4月9日
みんなこれでわかっただろ?これが日本サッカー協会なんだ。この国のサッカー環境がちっとも良くならない主要因が日本サッカー協会なんだよ。育成環境云々disるのではなくて、全員で協会disってくれ。
— らいかーると (@qwertyuiiopasd) 2018年4月8日
ハリルで結果が残ったとは限らない。でも、きっと今後の日本サッカーに残るものがあった。それが、成功体験にしろ、失敗体験にしろ。上手くいかなかったらそれはそれで、ちゃんと分析して生かせばそれで良かった。
— M. Hayashi (@Hayashi_BFC) 2018年4月8日
ここでハリルを切って、仮にW杯で結果が出たとしても、後にも先にも何も残らない。
この時期にテストマッチでテストした結果が…
— KEIGO YAMAMOTO/山本 圭吾 (@KeigoMARADONA) 2018年4月8日
D通とかサプライヤーのa社とかの圧力が動いたと思ってしまうよねhttps://t.co/Or0WbN4Xpy
日本代表ハリル監督電撃解任 9日にも発表/サッカー/デイリースポーツ online
コメント欄辛辣で草生えた pic.twitter.com/T4Acc3oJ1y
— ワイト島の沙悟浄 (@gojojisui) 2018年4月8日
結局、対世界レベルでの本当のハリルさんの日本サッカーを見ずに終わってしまったのが残念で、残念で、残念。
— M. Hayashi (@Hayashi_BFC) 2018年4月9日
最後の最後まで必殺技を隠し通し、ついにラスボスに挑もうとしたまさにその時に後ろから味方に刺された。
脚サポとして言わせてもらうが、西野は最初から自分がやりたかっただけなんじゃないのか?
— nn (@nn21181729) 2018年4月9日
フランス民放最大手局のサッカー番組
— あーちゃん (@aachanPSG) 2018年4月8日
4月1日のゲストはハリル
日本代表について
大変感じのいいチーム。僕は選手達が大好きだ。彼らは本当に愛らしい、素晴らしい男の子達。皆で一緒に素敵なW杯をやり遂げたい。
と胸の前で両手を合わせて語っていたことを知っていた人はどの位居たのだろう pic.twitter.com/5rOC7pfEfh
追記
むかしむかし、アッレグリという素晴らしい監督がいました。彼は名門ACミランを率い、財政上の問題からどんどん舵取りの難しくなるチームを独自の戦術眼でなんとか切り盛りしていました。しかしながら、ある日選手達と決定的に対決してしまいます。そこでフロントは、その監督の首を切ることにしました。その後、その監督はユヴェントスという名門クラブの監督に抜擢され、前人未踏のリーグ7連覇に王手をかけ、さらには悲願のCL制覇にも毎年あと1歩というところまで迫り、国際大会で冴えないイタリア勢で唯一気を吐き続けています。他方、ACミランはCLはおろかELに出場できるかどうかもわからないところまで低迷してしまいました。おしまい。
ロシアW杯メンバー最終選考前に言わせてくれ
はい。なんと1年ぶりとのことで、2連敗で終えたベルギー遠征後のゴダゴダを引きずっている昨今のようですが、いくつか気になることを指摘しときます。いろいろ記事の引用やらをしつつやっていきます。
チームがバラバラじゃねえか!
「応援している方々は、日本代表にボールを持って攻撃を仕掛け続けることを期待するかもしれないが、そのような贅沢なことはできないと思っている」(ハリルホジッチ)
「みんなで監督はああ言っているけど、こっちでボールをつなごうと言っても、誰かが蹴ってしまえば終わってしまう」(昌子源)
「ブロックを引こうと言っても、誰か一人、あの時(マリ戦)はサコくん(大迫勇也)が行っちゃえば間延びしてしまう。それだったら、俺ら(後ろ)も行くという判断をしないといけない」(同)
「(本田が入ったことでボールを保持することができるようになったが)裏を狙うだけではなくて、圭佑みたいに下りて味方を助ける(ことも大事)。プレッシャーがかかっている時に裏へ抜けると、特にDFの選手とかはプレッシャーの中で裏に蹴るのはなかなか難しかったりする。そういう状況でも、勇気ある選手が下りてきてタメを作って、そこでファウルをもらって時間を作ったりとか、ディフェンスラインから見ていて、本当に助かったというプレーです。そういうプレーが多かったなと思います。
(前半は本田を起点に攻めがスムーズになった?)マリ戦でも圭佑が入ってリズムが出てきたし、今日の前半もあそこでタメを作れるからSBも上がれる。中盤も押し上げられる、ディフェンスラインも押し上げられる。地味で見えないかもしれないですけれど、チームに与える効果は絶大だなというのは思います。
(縦に速くよりも、日本はある程度ボールをキープしないと難しい?)それは時間帯とかいろいろありますけれど、ある程度は保持もできないといけないと思います。そのオプションが自分たちにないと、裏に蹴りました、裏に抜けました、相手に取られます。今日みたいにクオリティーの高いチームだとポゼッションもされ、守備で疲労します。ボールを取った時に精度が落ちるし、中に入っていったり、ゴール前に入っていく選手が少ないというような負のスパイラルに陥るのかなと思います。
やっぱり今日は、圭佑のサイドは起点を作っていたし。別に本田圭佑だからとか、ずっと戦ってきた戦友だからとかといってこうやって話しているわけではなくて、みなさんも上から見ていて思ったと思うんですよね。やっぱり起点になっているとか、チームが変わった部分があったと。」(長友佑都)
ポゼッションしながら戦うザックシステムで行きたい主力選手達と、それがもう時代遅れなのを知っている戦術家達
「4-2-3-1というバランスを重視したシステムを選択していたが、不必要なショートパスが入って、マリのスピードのあるプレスに捕まる場面が出てくる。日本は受け身に回ってしまった。」(ミケル・エチャリ)
「日本の立ち上がりは悪くなかった。コンビネーションから何度かゴール前にも迫っている。しかし攻撃を受けると、最終ラインが下がってしまう。結果、ラインが間延びし、ギャップを作ってしまい、そこに好きなように侵入された。各選手が勝手にプレスにいき、はがされてはスペースを使われる、という後手に回った。自ら戦術的優位を相手に譲ってしまっていた。」(ミケル・エチャリ)
「日本人選手には速さと持久力があるが、パワーは足りず、1対1の決闘にすべてを託すのは得策ではない。」(同)
おれっちはこう思ってるッス
- 長友も昌子も、2戦通して悪くなかった部類だけど、そういう選手が未だにこういうことを言ってるのが現状のチグハグさを象徴しているように思う。こういうことを、結果が出せなかった部類の選手がいいわけとして戦術のせいにしてたりするならまだしも。
- 佳境を迎えつつCLなんかを見ていても、もうのんびりポゼッションしてるチームなんてどこにもないわけ。それはバルセロナでさえそうなんだから。ちんたらボール回してる間に、細かくパターン分けされた守備陣形を整えられて、最終的にメッシでこじ開けるしかなくなるのは効率悪すぎる。それよりもトランジション&トランジション&トランジション&トランジション&トランジション&トランジション、とにかくスコア差がつくまではひたすらトランジションといっても過言では無い最先端のフットボールに対して、「それじゃ疲れちゃう」は、なんつうかもう閉口しちゃうよね。ハリルホジッチが「お前ら体鍛えろ」って言ってるのはそういうスピードでもバテずにプレーし続けられるようになれよっていう話でしょ。
- そう考えると、そのレベルの試合を所属クラブで戦えている選手が実質的にいないということは本当に大きいだろうな。
- 本田に関しては・・・。扱いが本当に難しい。まるでトゥヘルと出会うまでのシュツットガルト時代の岡崎を見ているよう。つまりファーストディフェンダーでしかない。相手からすれば鬱陶しいかもしれないけど、ほとんど脅威ではない。長友なんかが言うように、ビルドアップの待避先にはなれるかもしれない。エチャリの言うように、サイドバックと連動して危機をケアできるかもしれない。でも、ハリルホジッチがウィンガーにそれだけを求めているのかと言われればノーだろう。
- まあそういうことも含めてそのうち私が連れて行ってほしい23人というのを発表します。
Jリーグ2017-2018 第4節プレビュー + 代表選考のグチ
- はい。我らがガンバはACL負けましたね。ハイライトしか見てませんが、ラミレスいてびっくりしました。レッズのほうはフッキとかオスカルとかいたらしい。
- そのレッズとの試合が明日にはあります。とりあえず早くも前半戦の天王山的な位置づけになる試合じゃないかと思ってます。
- DAZNの第4節プレビューショーで、前節のベストセーブトップ5というのが発表されるのですが、その上位3つを独り占めした男:東口順昭は実は大久保に破壊されておりました。損害賠償請求の必要があり、小林悠の現物支給で手を打ちたいと思います。さて、ACLでは東口の代役として鈴木選手という僕も存じ上げない選手が出ていましたが、いまいちインパクト不足は否めなかった。そこでやはり、浦和レッズ戦というプチ天王山こそ、我らがガヤさんこと藤ヶ谷選手が先発すべきだと思います。ガヤさんはアジアのテッペンをとったGKですので、こういったビッグマッチこそ彼の出番だと思います。
- さてそのレッズ戦ですが、前節のレビュー記事では「2−2で引き分け」と書いたのですが、正直その見立ても苦しいような気がしてきました。そこを見誤った理由の一つが、今まで述べた東口の負傷。もう一つが、まじめにレッズの戦いを見返すと、レッズ普通に強かった。この2点が大きいです。
- ただ、まじめに見返してるうちに、勝機がまるでないわけでもないと思いました。見てて感じた攻略の糸口としては、①関根サイドではなく宇賀神サイドから攻めさせること、②槙野と森脇がボールを持ったら自分で運ばせること、③西川にボールが下がったら猛然とプレスをかけること。この3つを徹底できればどうにかなると思います。
- 1つずつ見ていきます。まず①については言うまでもない気はしますが、怖さが全然違うので。カウンターを食らう恐れも考えて、ガンバ自体が宇賀神サイドを中心に攻撃を組み立てるべきです。宇賀神はレアルにおけるアルベロアだと思えばわかりやすいですね。でもよく考えたらアルベロアもうレアルにいねえわ。②についてもこれはもう多分常套手段なんだとは思いますが。プジョルにボールを運ばせたモウリーニョのレアルです。よく考えたらプジョルはもう現役ですらないしレアルにはモウリーニョはいない。段々と自分の体験談みたいなのが古くなっていく実感をひしひしと感じています。あと、槙野森脇が開けた穴を誰がカバーしてるかというと、阿部ちゃんです。阿部ちゃんがそこにいても何も怖くないしむしろ助かる。一石二鳥ですわな。まあ①にしても②にしても、要はボールを運ばなくて良い選手に運ばせて引っ掛けさせようという古典的な話です。で、最後に③ですが、これはあまり通俗的な理解からは遠いような気もします。西川といえば足元やフィードに定評のある選手。突進したところで、前線に良いフィードを入れられたり、プレッシャーをいなしてサイドバックにボールを入れられて終わりで、疲れるだけだ。そんなパブリックイメージがあるでしょう。しかし、そんな風に繋ぎたがるGKだからこそ狙いやすいのです。まず、②で言った通り、槙野森脇にボールが入るのは大歓迎です。要はそこからパスコースだけ切っておいて突っ込んでくるのを待てばいいだけ。ただ、そんな風に槙野西川が狙われてることに気付いた、「繋ぎたがり」の西川は、なんとしてもボランチや前線にフィードを入れたがるでしょう。こんな風にパスコースを限定してやりながら、プレッシャーをかけつつ、長距離ではありますがスクリーニングなども併用すれば、途端にミドルカウンターのチャンスです。西川がいくら繋げるって言ったって、テアシュテーゲンやノイアーじゃないんだし、正直ちょうど狩りやすいレベルだとは思います。
- ただここまで大見栄切ってますが、まあそんなに上手くはいかないだろうなという感じはします。なんせガンバは試合が始まって蓋を開けてみるまでコンディションが全然わからないチームなので。くわえて、ガンバの新システム3バックのギャップをつくのは、自ら3バックを長年やってきたレッズにとっては赤子の手を捻るようなものでしょう。逆にとことんギャップを突かれて課題をはっきりさせてもらって、リーグ終盤までに解決するような、そんな勉強をさせてもらう試合として考えるのも悪くないような気がします。その上で勝てたらベストですが、秋口までのレッズは強いからなー。
- で、以上までがもともと書いてたこと、ここからが愚痴というか、先日発表された、タイ専門に臨む日本代表ね。はっきり言ってあり得ないでしょ。本田やら宇佐美やらに試合勘取り戻させるために代表があるんじゃないんですよ。脚サポとしてはこの両名には思い入れはありますけど、ダメなもんはダメでしょ。むしろ地力で勝る相手にこそ、新戦力を試さないといけなかった。協会の意向も多分にあるにせよ、これはいかんですよ。喝です。喝。あと高萩て。こないだの第3節で、対戦相手ながら一番ガッカリさせられた類の選手だわ。清武と山口の選考もないわー。
- ということでハリルの代わりにタイ戦に臨む代表を選んであげたいと思います。
- GK:西川、林、権田、DF:麻也、森重、昌子、三浦弦太、酒井高、酒井宏、藤春、室屋、大島、小林祐、MF:長谷部、香川、倉田、遠藤康、FW:大迫、岡崎、小林悠、乾、原口、金崎、武藤雄、久保裕。
- こちらからは以上です。
Jリーグ2017-2018 第3節 ガンバ-FC東京 〜戦術がありそうであまりない、少しだけ戦術のあるFC東京〜
- はいこんばんは。
- 昨日の私の予想は見事に当たりましたが、その答え合わせを今からやります。
- さすがジダン監督の誕生も当てた私ですね。
- ということで見逃し配信で見ております
- ハリホジ御前試合+311黙祷
- ガンバもF東も前節通り?ですかね
- 前節はばっちりハマった3バック。今節もハマれば一旦は本物と言っていいでしょう。次に本物かどうか試されるのは対策が普及しはじめた頃でしょうね。
- 3バックがハマってるといえば今期のコンテ・チェルシーをイメージされる方も多いらしいです。比較して論じよみたいな雰囲気になるとだるいなー。
- 丹羽やオ、ある意味泉澤なども昨季からは一変して出場機会を奪われてしまっています。
- さて前半開始。ガンバは前節同様、両WBが高めの位置で起点になることで押し込み気味に進めます。
- ガンバのプレッシングの答え合わせ。昨日は「森重・高萩・太田からの配球さえ制限してしまえば難なく勝てる」とは言いましたが今思えばそれ自体にそれなりの難易度があります。見ていると、森重はある程度自由にボールを持たせておく。これは森重どうこうというよりはマーカーをしっかり捕まえておくことで対応。太田と高萩にボールが入るとまず縦を切って楔を入れさせないことを徹底しているようです。そんなこともあってボールが出てこないので大久保が我慢できずビルドアップに参加しにズルズル下がってきます。チーム戦術なのかどうかは知りませんがある種のゼロトップ的発想ですが、吉と出るか凶と出るか。
- そんなプレッシングを掻い潜って徐々にF東も両サイド使いながらバランスよく攻められるようになってきたところでカウンターで遠藤→アデミウソンの一発。いわゆる「ショルダーバイショルダー」で丸山を最低限吹っ飛ばしたアデミウソン。この「最低限吹っ飛ばす」みたいなのがアデミウソンは本当に上手い。最低限のフェイントから最低限の時間を確保するとかそういうやつ。
- そんなアデミウソンですが、おいおい倉田かよというチェイスや帰陣ディフェンスまで披露し、シュート精度もかなり改善してきています。どうしたんだアデミウソン、このまま行くと完璧超人と化すぞ。
- そういえば藤春と室屋のマッチアップってよく考えたらブラジル五輪代表マッチアップなんだな。
- とか言ってるところで前半終了。ガンバはかなり良い前半だったんじゃないですかね。特に崩された場面がほぼ無かったところが好印象です。逆にF東としてはどこを修正すべきか。攻撃面では、自分でボールを運べる選手がいれば使いたいですが、そういうカードは見当たりません。もしくは裏抜けができる選手が斜め方向で裏を取ったりしてDFを横断するような形でマーカーをズラしたりできればいいですが、そういうカードもやはり見当たりません。意外と永井はこういうことが出来ないんだよな。ということで、リードはされていますが守備から考えてみましょうとなった時に、まずガンバのビルドアップをどうにかしたいです。そのためには遠藤三浦ファビオのトライアングルを割りたいでしょうね。
- ということで選手交代ではなくフォーメーションチェンジで対抗。4-5-1から4-4-2として2枚のFWで三浦ファビオのビルドアップを阻害しつつ、攻撃時には3バックの間で受けさせようという話でしょう。
- というところでいきなりビルドアップのミスを倉田が拾って2-0。ハイプレスとまではいかないものの何となくミスを誘うようなプレッシングを受けてバイタルでロストして即失点というのは、今期のJの1つの風物詩と化していますね。
- 他に72分ぐらいにも、F東のスローインからのビルドアップを掻っ攫って、長沢の反転シュートがポストを叩いたシーンがありました。新戦力が増えて連携が十分じゃないとこういうプレーは全然出てきますよね。
- いま気付いたんですが東と森重の顔面ってかなり属性的に近いんですね。
- ただ遼一前田が入りより純粋に4-4-2っぽくなってきたところでかなりトランジションの激しいゲームになってきたところでF東がPKゲット。しかし神口がこれを止める。こぼれ球も掻き出す。今シーズンの東口を見ていると、本当に良いGKはセービングで勝ち点に直結するというのを実感させられます。
- そんなこんなで破れかぶれになってきたF東。前がかりになってきたところでまた中途半端な高さでボールを失ってカウンターからのオウンゴールです。なんつうか戦術も何もあったもんじゃない感じになってきました。
- そんな神風スタイルの鬼と化したF東がなりふり構わず前にボールを運び続ける中で、神口が今日2点目・3点目をセーブ。前節も1点防いでるし、速攻の起点になれるし、今シーズンの東口はかなりえげつないですね。
- それをいなしながらも4点目5点目が入っていてもおかしくないぐらいの感じで推移してガンバ勝利。良いぞガンバ、強いぞガンバ。!ということでガンバが優勝候補というのはあながち荒唐無稽な話でも無いですよという試合でしたね。
- F東は、、、チームとしての様々な約束事があるのかないのか、守られているのかいないのか、フィーリング重視なのか何なのか、とにかくどういうチームにしていくのかがボヤッとしたまま、第1、2節のように個別の選手のクオリティで押し切るような戦いを続けるのか、その割にはリンクマン系の選手が多いような、編成と現場で意思疎通が出来ているのかどうなのか、ふんわりしたチームだなという感じです。昨日も言ったけど、やっぱり優勝は無いな。
採点
- 東口 8.5 ★MOM★
- ファビオ 7.5
- 三浦 7.0
- 金正也 6.5
- 藤春 7.0
- 初瀬 7.0
- 遠藤 7.5
- 今野 6.5
- 倉田 7.5
- 長沢 7.0
- オジェソク 6.5
- 高木 6.5
- 藤本 採点不可
Jリーグ2017-2018 第3節も半ばですが最終順位予想
- こんばんは。
- はいこんばんは。
- リーグ開幕前に最終順位予想をしていたのですがここで発表してなかったのでここでしておきたいのと、あと明日のガンバーFC東京のプレビューというか展開予想みたいなのしておきます。
- ちなみにいずれも根拠薄弱で最終的には勘でジャッジしてます。一事が万事計算通り行ったらいつだって一番金持ちが優勝するんだけど絶対そうじゃないから。
- まず順位予想。優勝:ガンバ大阪、降格:ヴァンフォーレ、コンサドーレ、セレッソと開幕前に予想しました。降格組の予想は2節消化時点でヴァンフォーレ以外はほぼ間違いないと思ってます。
- コンサドーレとセレッソは申し訳ないですがほぼ間違いないと思います。去年のJ2はハイライトだけしか見てませんが直感的にそうです。両チームとも地力が足りません。セレッソは上位進出を予想してる人も多かった気がしますがそういった方々は全員がニワカだといって差し支えないと思います。中断期間に補強ガチャでスーパー助っ人でも引いたら上位はともかく一桁順位はもしかするともしかするかもしれませんが、スーパー助っ人ガチャ一発で状況がひっくり返りうるのはJの場合全チーム共通ですから考慮に入れてません。
- 昇格組ではエスパルスは残留できると思います。大前の穴は大きいですが、ガンバで大活躍中の三浦が半レギュラーだったのもわかるような固さとテセさんの気合で何とか勝ち点を拾って拾って当落線ちょい上で残留すると思います。
- さて残り1枠ですが、開幕前通りやはりヴァンフォーレで提出したいと思います。第1節ガンバ、第2節アントラーズとの戦いを見て、ほんのディテールの差で取りこぼしてるだけで、下位同士の戦いにはもしかして競り勝てるのかもしれないと思ったりもしましたが、本日のレッズ戦の失点シーン群を見てやはり降格だろうということを確信しました。恐らくこの試合を元に次節以降のチームも対策を組んでくるだろうし、しかも修正は多分1シーズンでどうこうできる話じゃないレベルなので。て言うのも、この試合の失点シーンのいくつかは、ビルドアップの稚拙さから食らうミドルカウンターでした。吉田体制になり、従来の撤退守備一辺倒から、素早い撤退と仕掛ける守備の組み合わせ、そして保持するときはリスクを負うスタイルに変わりつつあり、対戦相手は正面突破を図ると(ガンバやアントラーズのように)ロースコアに引きずりこまれますが、逆にボールを持たされるとボロが出まくることが露呈されてしまいました。そもそもそういうことが出来ないから撤退守備で糊口を凌いで来たんだよなというところに思い当たります。ただ1つ残留しうる要素があって、吉田監督は去年は新潟では寸前のところで降格を免れているというのがあり、そういう巡り合わせみたいなのだけはありそうな気がしています。その場合、降格するのは両シルバを失った新潟か、俊輔と心中するジュビロかと思います。
- そして優勝チームはガンバです。これは阪神ファンがNPB優勝チームを常に阪神と言い続けるのに似たような心理も多分に働いています。しかし他にも理由はあって、他の優勝候補に説得力が無いからです。個別的に説明する前に、まず指摘しておきたいのは、Jで大型補強したチームが即優勝できた記憶が僕の中で無いということで、この時点で大型補強系のチームであるアントラーズとFC東京は除外されます。あとめぼしいところでまず浦和レッズ。多分かなり完成度の高いチームになってるとは思いますが、終盤に絶対に失速します。負けちゃいけない試合でまた勝てずに取りこぼすでしょう。あとはフロンターレか。良いチームですが良いチーム止まりだと思います。ちなみに開幕前はまるで想像もしてませんが、助っ人ガチャで大当たりを引き、かつ俊輔を放出してバランスを再編成したマリノスも良いところまで行きそうですが、斎藤学の稼働率次第だと思います。まあそれをいえばフロンターレも小林悠の稼働率次第なんですが。よって我がガンバ大阪の優勝です。ありがとうございます。とてもめでたいです。ちなみにここでもしガンバが小林悠を獲得出来ていたら大型補強のジンクスで優勝予想からは外してたと思います。その場合はどこにしてるんだろう。しばらく考えてみましたが多分アントラーズですね。ハマらない新戦力をバッサリ切って去年と同じサッカーをしだす現実主義路線を取れるのがアントラーズだからというのが理由でしょうか。繰り返しになりますが、大型補強がいきなりフィットするというのは過去の流れから見て無いというのが僕のスタンスです。
- あと最後に日付上はもう今日のガンバ大阪とFC東京の第3節ですが、ガンバが勝つと思います。いまのFC東京って球の出処がわかりやすいじゃないですか。要は森重と高萩、太田宏介に組み立てをさせなかったらいいので、他の選手にボールもたせて蹴っ飛ばさせておいたら勝ちです。相手の(戦術的に消せる範囲で)良さを消せるのはハセケンガンバの特色なので、急所が際立ってるチームはハメやすいというのが根拠です。
- 以上です。眠いので寝ます。
Jリーグ2017-2018 第2節 ガンバ大阪-柏レイソル 雑感
- Daznで見てます
- 前節はハチャメチャな目に遭ったので今節は頼むぞという気持ち
- 前半開始
- ACLでボコられた3-5-2をなんと再使用
- この辺りの偏執狂っぷりは勝負師系監督の系譜らしいところ
- 今シーズン初先発の初瀬が右ウィングバックに。Gユース出身で両足でプレースキッカーになれる変わった選手。しかも今野並にボールホルダーに食いつく印象。ややオラつき気味。どっちかって言うと攻撃に強みのある選手という印象。
- なんだけど、ちょっとムラがあるっていうか、食いつきすぎてポジションに穴をあけるというか、端的にいうと守備サボるよな。守備サボるサイドバックって久々に見たな。
- ゴヤ、米倉に加えて井手口も怪我人リスト入り
- 丹羽の序列ってもはやジョンヤ以下なんだな…
- まあそんなでも上手くハマってるから面白い マンマーク気味に捕まえてるからレイソルとしては後ろから放り込むしかなくなるんだけど、三浦とファビオは高さもあるし前後の揺さぶりにも強いから蹴らせたら勝ちなんだよな
- そんな感じで新フォメが躍動して立ち上がりに先制。倉田→藤春→長澤。さすが日本のベルバトフ長澤さんやでえ。
- さてシュート以外はめちゃうまいアデミウソン選手もシュート以外のプレーで躍動。なんやこのフィットネスは。どないしたんや。
- そんなこんなで前半終了。ほぼ完璧な前半だったのではないでしょうか。
- と思ってたら後半早々に失点。
- その後もサイドを起点にもりもり作られるんだけど神口を中心になんとか堪える。こりゃ逆転されるのも時間の問題か?
- とか思ってたら初瀬(レイソルの同点ボレーは実はこいつのマーク)からのアーリークロスにベルバトフ長澤がぬるっと点で合わしてゴール。長谷川ガンバはチーム始動時からこういう謎に試合巧者みたいなところあるからサポもよくわかんねえんだよな。
- その後もシュート以外はめちゃうまいアデミウソンがシュート以外で異様なキレっぷりを見せたりしているうちにPKを獲得、自ら決めて3-1。
- そのあとにオッさん、ドウアン、高木などが入り、ドウアンはそれなりに見せ場を作ったりしながらも試合終了。2節目にして初白星です。よかったー。しかも鬼門克服のオマケつき。
- しかしこのチームもしかするとアデミウソンの出来にかなり依存するのか。
- さて相手としてのレイソルは素直すぎるチームだなという感じ。何回でも起点を再設定して攻撃やり直されるほうが絶対に嫌なのに、攻め急いで放り込んでくれるから正直御し易い。個々の能力は高いんだから、ブロック組まれても正攻法や個人技でこじ開けられそうな気もするんだけど、その辺りコントロールできる選手がいないのか。
- ガンバは初瀬が守備サボるのとドウアンのプレー時間が短いこと、あと守備時には全体的に突っ込みすぎて簡単にいなされてチャンスを作られちゃうのだけは気になるかな。まあそれもずるずるディレイするチームよりは全然良いと思うんだけど。でもせめて突っ込んだらカードもらってでも止めて欲しいよね。
- そういやDaznは全体的に頑張ってました。何度かグルグルしましたけど、切断されるレベルではなかった(甘すぎ?)
さて採点です。
- 東口…7.5
- 三浦...7.0
- ファビオ...7.0
- ジョンヤ...7.0
- 初瀬…6.5
- 藤春...7.0
- 遠藤...7.0
- 今野...7.0
- 倉田...7.0
- アデミ...7.5
- 長澤...8.0 ★MOM
- (交代組はプレー時間短すぎ)
次は大型補強のFC東京です。森重と高萩を抑えたら球の出所を完全喪失しそうなチームという印象ですがいかがでしょうか。
ハリルホジッチの日本代表はW杯で結果を残すと思う理由
はい。
- 日本代表の傾向としてアジアを楽勝で勝ち抜くとW杯で悲惨な目にあう(ジーコ、ザック)
- 逆に直前まで結果があまり出せてないときのほうが本番で強い(トルシエ、岡田)
- マスコミに叩かれまくってるせいで仲間内の結束は強まる(トルシエ、岡田?)
- マスコミに叩かれまくってるが、アウェイでオーストラリアに引き分けは悪くはない結果だし、そもそも言うほどハリルホジッチが歴代日本代表監督のなかで数字を残せてないわけではない(後述)
- 以前より本田ら主力に戦術的な点での造反があるように報じられているが、それでもその辺りを使い続けているのはハリル自体がピッチである程度裁量を与えている可能性もある。あとトルシエジャパンも選手判断でフラット3を放棄して安定したという話もある
ということで一部を除きほぼほぼ主観的な話であったり勘だったりするのでそういうのがアレな方はアレしてください。
で、一部を除きの一部について言及すると、以下のツイーの引用をもってアレとしたいと思います。
ハリルホジッチ(19試合 勝ち点2.11)
— トニーのおっさん (@tonynoossan) 2016年10月10日
アギーレ(10試合 勝ち点1.90)
ザッケローニ(55試合 勝ち点1.89)
オシム(20試合 勝ち点2.05)
ジーコ(66試合 勝ち点1.83)
トルシエ(33試合 勝ち点1.61)
単純に平均獲得勝ち点だけで言えばハリルが高い
更にそれぞれの監督達の得失点
— トニーのおっさん (@tonynoossan) 2016年10月10日
ハリルホジッチ(得点53/失点12)
アギーレ(得点23/失点15)
ザッケローニ(得点104/失点63)
オシム(得点48/失点27)
ジーコ(得点111/失点67)
トルシエ(得点36/失点25)
まあ確かにやってるサッカーの質に一抹の不安を覚えないでもないですけど、よく考えたらアジアカップの頃はまだハリルホジッチじゃなかったんだから。まだまだチームビルディングの初期の初期。ハリルがマスコミに対してナーバスになってきてるのだけは気にかかるけど。そういう陽のあたり方をしてきた監督じゃないからどうしたらいいのかわからんのだろうな。ということで、ハリルホジッチはちゃんと結果は出すだろうから、それまで協会はちゃんと守ってやれよ、が私の主張であり結論だとしておきたいです。