サッカー見ながら思ったこと

昔戦術ブログとかやってましたが、疲れたので、脱力して書いていきたいです

ロシアW杯メンバー最終選考前に言わせてくれ

はい。なんと1年ぶりとのことで、2連敗で終えたベルギー遠征後のゴダゴダを引きずっている昨今のようですが、いくつか気になることを指摘しときます。いろいろ記事の引用やらをしつつやっていきます。

 

チームがバラバラじゃねえか!

「応援している方々は、日本代表にボールを持って攻撃を仕掛け続けることを期待するかもしれないが、そのような贅沢なことはできないと思っている」ハリルホジッチ

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「みんなで監督はああ言っているけど、こっちでボールをつなごうと言っても、誰かが蹴ってしまえば終わってしまう」(昌子源

「ブロックを引こうと言っても、誰か一人、あの時(マリ戦)はサコくん(大迫勇也)が行っちゃえば間延びしてしまう。それだったら、俺ら(後ろ)も行くという判断をしないといけない」(同)

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「(本田が入ったことでボールを保持することができるようになったが)裏を狙うだけではなくて、圭佑みたいに下りて味方を助ける(ことも大事)。プレッシャーがかかっている時に裏へ抜けると、特にDFの選手とかはプレッシャーの中で裏に蹴るのはなかなか難しかったりする。そういう状況でも、勇気ある選手が下りてきてタメを作って、そこでファウルをもらって時間を作ったりとか、ディフェンスラインから見ていて、本当に助かったというプレーです。そういうプレーが多かったなと思います。
 (前半は本田を起点に攻めがスムーズになった?)マリ戦でも圭佑が入ってリズムが出てきたし、今日の前半もあそこでタメを作れるからSBも上がれる。中盤も押し上げられる、ディフェンスラインも押し上げられる。地味で見えないかもしれないですけれど、チームに与える効果は絶大だなというのは思います。
 (縦に速くよりも、日本はある程度ボールをキープしないと難しい?)それは時間帯とかいろいろありますけれど、ある程度は保持もできないといけないと思います。そのオプションが自分たちにないと、裏に蹴りました、裏に抜けました、相手に取られます。今日みたいにクオリティーの高いチームだとポゼッションもされ、守備で疲労します。ボールを取った時に精度が落ちるし、中に入っていったり、ゴール前に入っていく選手が少ないというような負のスパイラルに陥るのかなと思います。
 やっぱり今日は、圭佑のサイドは起点を作っていたし。別に本田圭佑だからとか、ずっと戦ってきた戦友だからとかといってこうやって話しているわけではなくて、みなさんも上から見ていて思ったと思うんですよね。やっぱり起点になっているとか、チームが変わった部分があったと。」長友佑都

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ポゼッションしながら戦うザックシステムで行きたい主力選手達と、それがもう時代遅れなのを知っている戦術家達

 「4-2-3-1というバランスを重視したシステムを選択していたが、不必要なショートパスが入って、マリのスピードのあるプレスに捕まる場面が出てくる。日本は受け身に回ってしまった。(ミケル・エチャリ)

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「日本の立ち上がりは悪くなかった。コンビネーションから何度かゴール前にも迫っている。しかし攻撃を受けると、最終ラインが下がってしまう。結果、ラインが間延びし、ギャップを作ってしまい、そこに好きなように侵入された。各選手が勝手にプレスにいき、はがされてはスペースを使われる、という後手に回った。自ら戦術的優位を相手に譲ってしまっていた。」(ミケル・エチャリ)

「日本人選手には速さと持久力があるが、パワーは足りず、1対1の決闘にすべてを託すのは得策ではない。」(同) 

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おれっちはこう思ってるッス

  • 長友も昌子も、2戦通して悪くなかった部類だけど、そういう選手が未だにこういうことを言ってるのが現状のチグハグさを象徴しているように思う。こういうことを、結果が出せなかった部類の選手がいいわけとして戦術のせいにしてたりするならまだしも。
  • 佳境を迎えつつCLなんかを見ていても、もうのんびりポゼッションしてるチームなんてどこにもないわけ。それはバルセロナでさえそうなんだから。ちんたらボール回してる間に、細かくパターン分けされた守備陣形を整えられて、最終的にメッシでこじ開けるしかなくなるのは効率悪すぎる。それよりもトランジショントランジショントランジショントランジショントランジショントランジション、とにかくスコア差がつくまではひたすらトランジションといっても過言では無い最先端のフットボールに対して、「それじゃ疲れちゃう」は、なんつうかもう閉口しちゃうよね。ハリルホジッチが「お前ら体鍛えろ」って言ってるのはそういうスピードでもバテずにプレーし続けられるようになれよっていう話でしょ。
  • そう考えると、そのレベルの試合を所属クラブで戦えている選手が実質的にいないということは本当に大きいだろうな。
  • 本田に関しては・・・。扱いが本当に難しい。まるでトゥヘルと出会うまでのシュツットガルト時代の岡崎を見ているよう。つまりファーストディフェンダーでしかない。相手からすれば鬱陶しいかもしれないけど、ほとんど脅威ではない。長友なんかが言うように、ビルドアップの待避先にはなれるかもしれない。エチャリの言うように、サイドバックと連動して危機をケアできるかもしれない。でも、ハリルホジッチがウィンガーにそれだけを求めているのかと言われればノーだろう。
  • まあそういうことも含めてそのうち私が連れて行ってほしい23人というのを発表します。