Jリーグってやっぱプレースピード遅いですよね
――ドイツ・サッカーに触れて間もない頃、すでにJリーグは遅いと感じたのですか?
酒井「そうですね。まだ、ドイツに来て2か月くらいでしたけど、キャンプなどで感じていました。
(中略)
シュツットガルトの選手たちとキャンプを過ごして、その後に1か月くらいの練習をこなした後、改めてJリーグ時代のプレー集を見てみたら、うーん、遅いなって感じたわけです。」
監督が強く言いたいことは何度も繰り返し言いましたね。たとえば、日本のスタンダードを変えていこうとか、縦に速いサッカーをやっていこうとか。具体的にアトレティコ・マドリードとか、ドルトムントなどのチーム名を挙げて、こういうサッカーをしたいという話をしていました。
(中略)
国内組は、みんなJリーグで試合に出ているけど『今までの考え方じゃダメだ。合宿で話したことを意識して変えていく必要があるし、トレーニングもこっちが要求するものをやってもらう』と言われました。
僕は元々海外厨なのでJリーグってあまり見てなかった時期が長かったんですけど、やっぱりプレースピード遅いですよね。それでもある程度のスピード感が出てきたのってようやくここ数年でしょうか?クロップのゲーゲンプレッシングが世界を席巻した頃ぐらいから 、Jでも似たようなトランジション重視のサッカーが増えた気がする。
今よりもっとJがチンタラやってた頃の話だけど、何かしらのインターネットで「Jリーグは遅すぎて寝そうになる」みたいなこと言ったら、いやJリーグはこれでいいんだ、スピードが全てじゃないだろみたいなの誰かに言われたので、そういう考え方もあるのかな、とか思ってた(すべての記述が曖昧すぎる)のだけど、まあやっぱり遅いんだって腑に落ちた。
ペップバルサとかスペイン代表とか、まあ遅攻でこじ開けるサッカーの時代もありましたけどね。それでもある程度の緩急はあったわけだし。その頃のJは緩急の緩しかないみたいな感じだった記憶がある。んで、つまんねって思って、多分その頃はプレミアとリーガ見てた。