サッカー見ながら思ったこと

昔戦術ブログとかやってましたが、疲れたので、脱力して書いていきたいです

2015年6月の日本代表発表雑感

 

  • 丹羽が何故か生き残って最近覚醒してきた藤春が落ちた。
  • そういや太田宏介もいない。
  • サイドバック少なくない…? もしかして丹羽ってSBで頭数入ってる…?

  

 

  • 今ちゃん、乾あたりが落ちた。
  • 青山も2回連続落ちてるけど、少なくとも戦術的な意味ではマストだと思うんだけどな。
  • 清武って何気に初選出じゃない?
  • 川又生き残ったの意外。まあでもあの手の本格派っぽいCFって日本じゃ他にいないか。
  • 原口元気もいるけど、最近どうしてるかよく知らないのでコメントしづらい。
  • 興梠いないのかー。

 

Jリーグってやっぱプレースピード遅いですよね

 

 

――ドイツ・サッカーに触れて間もない頃、すでにJリーグは遅いと感じたのですか?
 
酒井「そうですね。まだ、ドイツに来て2か月くらいでしたけど、キャンプなどで感じていました。

 

(中略)

 

シュツットガルトの選手たちとキャンプを過ごして、その後に1か月くらいの練習をこなした後、改めてJリーグ時代のプレー集を見てみたら、うーん、遅いなって感じたわけです。

【独占ロングインタビュー】酒井高徳が語るシュツットガルトでの3年半|前編 | サッカーダイジェストWeb

 

監督が強く言いたいことは何度も繰り返し言いましたね。たとえば、日本のスタンダードを変えていこうとか、縦に速いサッカーをやっていこうとか。具体的にアトレティコ・マドリードとか、ドルトムントなどのチーム名を挙げて、こういうサッカーをしたいという話をしていました。

 

(中略)

 

国内組は、みんなJリーグで試合に出ているけど『今までの考え方じゃダメだ。合宿で話したことを意識して変えていく必要があるし、トレーニングもこっちが要求するものをやってもらう』と言われました。

 

sportiva.shueisha.co.jp

 

 僕は元々海外厨なのでJリーグってあまり見てなかった時期が長かったんですけど、やっぱりプレースピード遅いですよね。それでもある程度のスピード感が出てきたのってようやくここ数年でしょうか?クロップのゲーゲンプレッシングが世界を席巻した頃ぐらいから 、Jでも似たようなトランジション重視のサッカーが増えた気がする。

 今よりもっとJがチンタラやってた頃の話だけど、何かしらのインターネットで「Jリーグは遅すぎて寝そうになる」みたいなこと言ったら、いやJリーグはこれでいいんだ、スピードが全てじゃないだろみたいなの誰かに言われたので、そういう考え方もあるのかな、とか思ってた(すべての記述が曖昧すぎる)のだけど、まあやっぱり遅いんだって腑に落ちた。

 ペップバルサとかスペイン代表とか、まあ遅攻でこじ開けるサッカーの時代もありましたけどね。それでもある程度の緩急はあったわけだし。その頃のJは緩急の緩しかないみたいな感じだった記憶がある。んで、つまんねって思って、多分その頃はプレミアとリーガ見てた。

レアルの次期監督は、クロップでもベニテスでもなく、ジダンただ1人である。

www.soccer-king.jp

www.footballchannel.jp

 結果出す→フロント主導による選手の獲得放出でチーム狂う+メガクラブの重圧で勘が鈍りだす→クビっていうのは、実にレアルにありがちな顛末ですし、ファンでもないので別に言う事もないです。ただ個人的にはアンチェロッティさんにはぜひミランに帰っていただいてホンダケさんを絶賛指導育成されたしという気持ちではありますが。

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 ということで後任人事が早速話題になっていますが…。ベニテス、ウナイ・エメリ、クロップ…。どなたも「2番手格のクラブを率いさせたら1流」という印象が拭えないかなー。良い監督ですが、レアルを率いるような格ではないに思います。僕の中では、ベニテスはリバポ晩年でベニ豚呼ばわりされていた印象が強いですし、クロップも一時代を築いたのは間違いないけれど良きあんちゃんキャラが強く、エメリは個人的に好きな監督ですが、やっぱりレアルを率いるには地味。申し上げにくいですが、どなたもいまいちパッとしません。しかしながら、記事を読む限り、この1週間以内に次期監督は発表できるということで、次期監督氏とクラブは交渉が既に済んでいるか、もしくはあとはサインのみといった段階であるのはほぼ間違いないでしょう。

 そこで、次期監督として私が読んでいるのはジネディーヌ・ジダンであります。氏は、現在、レアル・マドリードの2軍にあたる、レアル・マドリード・カスティージャの監督ですが、その時点で監督候補レースからまず一歩リードしているとも言えます。

 少し話はそれますが、カスティージャといえば、つい先日、獲得したばかりの16歳「神童」ウーデゴーが、クラブ史上最年少でトップデビューしています。そしてこのウーデゴーの獲得は、まさにジダンの存在がカギだったとも言われています。このように、選手を魅了してやまないレジェンド=ジダンを監督に据えることで選手の獲得をよりスムーズにすることができるというのは、ペレス会長からしても見逃せないメリットでしょう。また、何らかの取引として、ジダンに先立ちウーデゴーがトップデビューしたという可能性も否めません。

 ということで、私は、レアル・マドリーの次期監督はジネディーヌ・ジダンである、と言い切ってしまおうと思います。当たったら何か下さい。

 

日本サッカーの未来に『ラフプレー』は必要なのか?

 1-1で迎えた後半ロスタイムに“事件”は起きた。しびれるような試合展開の最後。川崎FのFW大久保嘉人(32)が、タッチライン際のボールをうまくトラップして、すぐに前を向いた。目の前にいたのはMF遠藤と、DF岩下の2人。すぐにトップスピードに乗ってフェイントをかける大久保に、遠藤はあっさりとかわされた。岩下も止められない。

 残されたのはGK東口だけ。まさしく失点のピンチだった。その瞬間、岩下は両手で大久保の肩と左腕をつかみ、まるでラグビーのタックルのように倒した。

 悪質なファウル。そんな表現がピッタリだった。

www.nikkansports.com 

 一発目からいささかあおり気味のタイトルでアレですし、とりあげる記事も既にかなり焦げ臭い感じ。ですが実際に「ラフプレーは必要なのか」というのは確かに話題としては我が国にもあってもよさそうな気はします。いや、ラフプレーと書いちゃうとそりゃいかんでしょという風になるわけですが、かといって、勝つために球際で闘わなくていいのかというと、そういうわけじゃないですし、チームの窮地に瀕して、指をくわえて見ている選手より、退場覚悟でも当たりに行ってくれる選手のほうがチームのためではある、というのは疑いようがないでしょう。

 そうすると、ここで言えるのは、どこまでが『球際でのインテンシティ』と肯定的に言えて、どこからが『単なるラフプレー』になってしまうのか、ハッキリしていないという問題が生じてくるというわけです。で、これについては解答は容易で、要するに、そこのバランスをどうとるかで、その選手/チーム/リーグ…etcのサッカー観が決まってくる、ということなんだという風に僕は言いたいです。つまり、人それぞれ、チームそれぞれ、リーグそれぞれなんです。どこかのリーグではプレー中の骨折者が山ほど出たり、またどこかのリーグではすっ転んだら全て笛が鳴るのもその違いなんですね。

 だからこそ、最初に書いた、「ラフプレーは必要なのか」という話題が我が国にあっても良いという話が必要になってくるのです。上記の議論を踏まえて言い換えれば、「どこまでが球際でのインテンシティと言えて、どこからがラフプレーなのか、日本サッカー界はもう少し議論していってもよいのではないか、ということでもあります。日本サッカーが強くなるためには、日本サッカーはこれでよいのか、という問いが常に必要です。今回の文脈で言えば、日本サッカーのラフプレー基準で、世界と闘えるのか、ということになりますね。日本人が言う「ラフプレー」は、他国リーグでは通常の接触の範疇かもしれない。ちょうど、Jリーグでのプレイ経験が長い、鄭大世も以下のように言っていたのを覚えている方も多いとは思います。

「日本は球際に強くいかないし、スライディングタックルのレベルも低い。DFが一発でカットできるところも、寄せて距離をキープしようとする。韓国勢は球際で強くいけば日本が何もできないことを理解している。彼らは日本との戦いを熟知している」

zasshi.news.yahoo.co.jp

 みなさんはどこまで行ったらラフプレーとして処分を受けるべきだと思いますか?また、今の日本サッカーは「クリーンにプレイしすぎ」だと思いますか?それとも、主要リーグが「粗すぎる」と考えますか?